3月は復習の季節

今日の話は主に小学6年生から中学3年生に聞いてほしい内容です。

三月に入り、小学6年生と中学3年生は卒業式を待つばかり

中学1,2年生も学年末テストが終わってホッとするタイミングでしょう。

しかし、この時期って勉強はしなくてもいいものなのでしょうか?

もちろん答えは

NO!

ですね。

ではなぜ今の時期に勉強しなくてはならないのかを

説明していきましょう。

①小学6年生と中学3年生の場合

この2学年の場合はあまり説明が要らないかもしれませんが

主な理由は2つです。

それは

ⅰ)上の学校に上がる前に今の内容を確認しておくことが重要だから

中学校や高校では当然新しい内容の勉強が始まります。そして今までの内容は

わかっているものとして当然のように出てきます。

そんなわけでキチンと復習しておかないとスタートから躓いてしまう原因になりかねません。

ⅱ)入学してすぐにテストがある可能性が高いから

中学校や高校では入学直後に実力テスト的なものがある場合があります。

それによって科目ごとにクラス分けがあることもあるでしょう。

しかし、一番恐ろしいのはそのテストの結果で先生たちの認識が決まることです。

出来の良い生徒は優遇され、出来の悪い生徒はそれなりに扱われます。

同じ校則違反をしても先生の対応が違うこともあります。

ファーストインプレッションは大切なのです。

②中学1年生の場合

ちょっと気が早いと言われそうですが、次のテストのことを考えてみましょう。

2年生の前期中間テストは7月です。

すると4月からで丸々3ヶ月以上ありますね。

この期間中、新しいことを勉強するので復習の時間はあまり取れません。

ですから1年生の内容をおさらいするなら今しかないのです。

そんなことを言っても、去年も同じように新しいことを勉強したし、

そこまで大変ではなかったという人もいるかもしれません。

しかし去年は小学校の内容の確認から始まったのです。

中学校の勉強だけで3ヶ月テストの間隔が空くのは初めてで、

そしてその勉強を支えるのは1年生の内容なのです。

特に英語と数学は今年の内容が土台となるため、復習が疎かな人は

上に積むことができません。

そこで土台作りに戻るわけですが、その間に学校はどんどん進んでいきます。

そして追いつけなくなってしますのです。

③中学2年生の場合

この学年が最重要です。

中学1年生の場合の理由もそっくりそのまま当てはまりますが、

それより大変な理由があります。

それは

通知表の点数アップのためのテストが

あと3回しかない!!!

ということです。

年明けの学年末テストは受験後になるでしょうから、

11月の後期中間までが勝負なのです。

それなのに学校の進捗に付いて行けないなんて言っていられますか?

ダメですね。

しかも4月からは周りも頑張りだすに決まっているので

先生に『私、頑張っています』というアピールをするのは難しくなります。

(繰り返しますが印象は大切なのです)

だから今年度のうちにスイッチを入れないとわかってもらえないというのも

大きな理由になります。

夏休みがあるじゃんと思った人もいるでしょう。

しかし夏休みは3年生の3ヶ月を含めた復習のタイミングであり、

2年生までの内容のみを復習できる機会はもうありません。

そして夏休み明けに土台の出来ていない人は

終わりです!

少なくとも自分の意見だけで志望校を決めるのは無理だと思ってください。

それぞれの学年ごとの3月の勉強の重要性を分かっていただけたでしょうか?

気の抜けがちなこの季節、頑張った人にはそれなりのアドバンテージがご褒美として

与えられることでしょう。

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